二宮和也 嵐活動休止後初ドラマ 妹役に有村架純 国境越えた友情と恋の感動巨編

 人気グループ・嵐の二宮和也(38)が、来年1月3日放送のフジテレビ系新春スペシャルドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」(後9・00)に主演することが16日、分かった。二宮にとって、昨年末でのグループ活動休止後、初のドラマ出演となる。第2次世界大戦下を舞台とした、日本人とイタリア人の国境を越えた友情と恋の物語。実話に基づく感動巨編で、二宮は主人公の日本海軍少佐・速水洋平を演じ、女優・有村架純(28)が妹役で共演する。

 ハリウッドデビュー作となった映画「硫黄島からの手紙」(2006年)で陸軍一等兵を熱演した二宮が、今作では海軍少佐として軍服姿を披露。愛国心を誓い、曲がったことが大嫌いな超堅物少佐を演じる。

 第2次世界大戦下の1943年。日本と同盟国だったイタリアが連合国側に寝返ったことで、捕虜にした3人のイタリア人にきつく当たる速水(二宮)が、どんな状況であっても人生を謳歌(おうか)しようとする3人の前向きな生きざまに接しているうち、国境を越えた友情が芽生えていくストーリーだ。

 劇中ではイタリア語の長セリフでまくしたてるシーンにも挑戦。完璧な発音でイタリア人キャストたちを「鳥肌もの」とうならせたという。二宮は「ぜひ、人間模様を楽しんでいただきたいなと思います。戦争というものよりも、そんな最中(さなか)にこんな人間がいたのか、というところを感じていただけたら」とコメント。18年の「ブラックペアン」(TBS系)以来のテレビドラマに自信を漂わせる。

 速水を支える妹・早季子を演じるのは有村。2人のドラマ共演は、二宮主演の「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(日本テレビ系)以来8年ぶり。17年の「NHK紅白歌合戦」では白組と紅組の司会でタッグを組んでおり息の合ったコンビが復活する。有村は「変わらない二宮さんがそこにいてくださり、安心して現場にいることができました」と全幅の信頼を寄せた。

 監督は、映画「私をスキーに連れてって」(87年)などで知られる馬場康夫氏。CG技術を駆使し壮大なスケールで映像化される。

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