れいわ大石議員 橋下徹氏に「元上司」 府職員時代に朝礼でかみついた13年前の因縁
国会議員の文書通信交通滞在費の問題で、日本維新の会副代表の吉村洋文大阪府知事へのブーメランとなるツイートを投稿し注目された、れいわ新選組の大石あきこ議員が16日、ツイッターで前大阪市長の橋下徹氏に「元上司の橋下徹さん。お久しぶりですね。」と呼びかけた。
文通費については、わずか1日の議員活動で10月の文通費が支給されることを日本維新の会の小野泰輔議員がSNSで疑問視したのをきっかけに議論が噴出した。
しかし大石氏は「維新が『100万円もったいない』と空騒ぎ。よう言うわ」「維新を倒すための戦費として私は100万円でも何でも使います」とツイート。それに対して、橋下氏が「これがれいわ新選組の国会議員の実態」と批判していた。
大石氏はその後のツイートで、橋下氏を元上司と呼んだ上で「あいかわらず、庶民の味方ヅラをして、実は、既得権の利益になるデタラメ言動にいそしんでおられるようで。今回は特大ブーメランぶち当ててしまってごめんなさい それへの『維新は言い訳しない』との面白コメント、最高でした」と皮肉った。
大石氏は元大阪府職員。08年に橋下氏が府知事に就任して最初の朝礼で「民間では始業前に朝礼するのが当たり前。組合が超過勤務と言ってくるなら勤務時間中のたばこや私語も一切認めない」と言い放ったことに対して突然、起立。「ちょっと待ってください!どれだけサービス残業やっていると思っているんですか?」とかみつき、「大阪のジャンヌダルク」と話題になった。
大石氏は13年前の因縁をふまえ、今回も橋下氏とのバトルに挑んでいるようだ。