史上初３世代のヒロインを描くＮＨＫ連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」（月曜～土曜８時・土曜は１週間振り返り放送）。１１月１８日は第１４話が放送される。勇は複雑な思いを胸に…。

　橘家では、肺を患い苦しむ祖父・杵太郎（大和田伸也）の枕元で、安子（上白石萌音）が懸命に声をかけていた。その頃、雉真家では稔（松村北斗）が出征することが決まり、父の千吉（段田安則）は頻繁に大東亜銀行の頭取と面会をしていた。出征までに、頭取の娘との縁談を取りまとめるためだった。稔と安子の互いの気持ちを知る勇（村上虹郎）はふたりの結婚を許すよう千吉に頼み込むが、まともに取り合ってはもらえず…。

　昭和から平成、そして令和へ。朝ドラ史上初の祖母・母・娘による３世代のヒロインが、ラジオ英語講座と共に歩む姿を描く、波乱万丈のハートフルコメディー。英語も含む語りを俳優の城田優、音楽を米米ＣＬＵＢなどのバンドや作曲など幅広い活動で知られる金子隆博が担当する。主題歌「アルデバラン」は森山直太朗による作詞作曲。アラビア語で”後に続くもの”という意味を持つこの歌を、ＡＩが魂をこめて歌いあげる。