辻元清美氏「議席を失った情けなさに涙が」寂聴さん国会前での訴え映像に思い
元衆議院議員の辻元清美氏が19日、ツイッターを更新。9日に99歳で亡くなった作家で尼僧の瀬戸内寂聴さんが6年前に国会前にやってきた映像を公開。「憲法が危ない今、議席を失った情けなさに涙が出てきた」とつぶやいた。
辻元氏は当時の民主党チャンネルにアップされた寂聴さんがやってきた15年6月の国会前集会の映像を添付。憲法9条について寂聴さんは「このままではダメだよ、日本は本当にこわいことになっているというのを話に参りました」と切り出し、戦争のむごさを訴え続けた。
辻元氏は「寂聴さんと私、国会前、6年前」と切り出すと「安保法制廃案に向けて、連日、委員会の最前線で激論を闘わせていた国会に寂聴さんが命がけで駆けつけてくださった」と振り返った。
そして「憲法が危ない今、議席を失った情けなさに涙が出てきた」と悔しさをにじませていた。