木下都議が辞職会見 派手批判された服装は全部チェンジ デカ指輪や高級腕時計もなし
7月の東京都議選での再選以前に無免許運転を繰り返していたとして在宅起訴され、東京都議会から2度の辞職勧告決議を受けるも辞職拒否していた木下富美子都議が22日、都庁で会見を開き、辞職すると表明した。
黒のシャツに紺のジャケット姿で、うつむき加減で会見場に入った。一礼した後に「辞表を提出する決断をしました」と表明。小池百合子知事とも相談したことを明かした。無免許運転については「順法精神が弛緩していた」と謝罪した。
7月の当選直後に無免許問題が発覚し、体調不良を理由に議会を欠席するなどして「雲隠れ」と批判された木下氏は、11月9日に再選後初めて登庁。謝罪を行ったが、議員辞職しないことを表明した。胸元が開いた赤ワンピースに、ひざ丈スカート姿で、大きな指輪を2つ、高級腕時計をつけていたことなどから、謝罪の場にふさわしくない服装として批判も起こっていた。
この日は、「議員継続を望んでも、仕事をさせてもらえない理不尽」との主張を展開する一幕もあった。一方で、この日は指輪や高級腕時計はつけておらず、パンツ姿で、前回に批判されたファッションポイントはすべて改めていた。
東京地検は19日、5月~7月にかけて7回無免許運転をしたとして道交法違反の罪で在宅起訴した。