俳優の原田龍二（５１）と、芸能活動を再開させた妻の原田愛（４８）が２２日、都内で、神前結婚式を挙げた。２００１年１２月に結婚したが、挙式はしておらず、愛の著書「別れない理由」の発売を記念して実現した。会場こそ講談社の本社ビルだったが、近隣にある今宮神社の神主が祝詞を奏上し、誓盃（せいはい）の儀も盛り込まれて厳かな雰囲気。２人は紋付き袴（はかま）と白無垢（むく）で、前日に購入したという指輪を交換し、金びょうぶの前で２ショット会見も行った。

　２０年越しの花嫁姿に龍二は、「違和感がないです。僕の変な格好を妻も見てますし」と自身の全裸キャラを引き合いに、率直な感想。愛からは「キレイとかは？」とツッコミを食らった。１９年６月に発覚した“４ＷＤ不倫”で世間を騒がせたが、著書では過去２回の浮気前科があったことも告白。龍二は名古屋からの帰りの新幹線で読んだといい、「（途中まで）僕の浮気遍歴しか書かれてなかったのが、新横浜くらいでグッときました。あんな素晴らしいひと言があるとは」と明かした。

　騒動から２年半が経過し、愛は「寄り添ってくれることが多くなりました。不穏な動きは今のところないですね」と改心を証言。龍二も「死ぬまで執行猶予中」と気を引き締めて、苦汁を飲まされた文春砲に「（次は）ないですよ。もちろんです」と決別を宣言した。何度も見つめ合うなど新婚のような幸せオーラを醸し出し、１１月２２日の「いい夫婦の日」に雨降って地固まるの極意を示していた。