尾木直樹氏、子へのスマホは親の「貸し出し」 時には「スマホを見る宣言」も必要

 教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が26日、フジテレビ系「めざまし8」で、子どもたちのLINEトラブルについて、スマートフォンを子どもに与える際に「あげる」のではなく「貸し出し」であることを認識させることが重要と訴えた。

 番組では愛知県の中学校で中学3年男子が同級生を包丁で刺した事件を取り上げた。刺した生徒と刺された生徒の間ではLINEでのトラブルがあったとも一部では報じられている。

 尾木氏は中学生にとって、SNS上の世界は「第一ステージ。あそこが全て」とコメント。そしてLINEいじめを回避するための方法を具体的に挙げた。

 尾木氏は「一番大事なのは、(スマホを)あげちゃう親がいるが、やめてほしい」「貸し出しです」と、子どもに親が貸与しているものと認識させることが重要と訴え。「親が買っているし、月々も払っている。貸与するんだよ、ということを貸す時に言わないと」と語った。

 これに谷原章介は「貸すっていうのは、スマホにはプライバシーが詰まっている。その扱いは?」と質問。尾木氏は「それは親が貸しているのだから、最終的権限は親。親は見ると。プライバシー侵害とは別問題。危険な世界があるのだから」と語り「時にはスマホを見る」と宣言することも重要と説明。「アメリカのように契約してサインしたらいい」とも述べた。

 谷原は「パスワードや、時には見るよと約束したり、時間制限とか?」とルール作りが必要なのかと聞くと「使うときのルール作りを子どもと一緒に決めるといい」と、親が独断ではなく、子どもと話し合ってルールを作るべきとした。

 最近では「自室には置かない、充電はリビング、夜10時以降は使わないようにする」などのルールがあるようだが「そうすると友達関係がうまくいかなくなる」ことがあるという。

 そこで「その時は親を悪者にして。親が融通がきかないとか、親を壁にすることが大事。壁にして子どもを守る」とも説明していた。

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