2丁拳銃「百式」19年目の挑戦 コロナ禍で再認識した漫才への思い胸に

 お笑いコンビ・2丁拳銃が毎年行っている100分間ノンストップ漫才の単独ライブ「百式2021」(12月5日、東京・よしもと有楽町シアター)が今年で19年目を迎える。小堀裕之(47)と川谷修士(47)が、デイリースポーツのインタビューに応じ、本ライブや漫才にかける強い思いを明かした。

 2002年から始まった百式も来年で20年目。節目を迎えるが、川谷は「この1、2年を大事にしてます。今年はもう一回、漫才を一生懸命やろうかという話を2人でしまして。今までとは違う作り方、元に戻したというか、100分のライブやのに賞レースの4、5分のネタを作って(100分間つなげて)いこかと」と語る。

 昨年からのコロナ禍で、ステージに立てない日々を過ごし、立てる喜びを再認識した。川谷は「原点に戻るというか、漫才もうちょっといけるんじゃないのかな、われわれはと。後からでもできるじゃないか、他のことは」。19年前より「年を重ねるごとに真摯(しんし)になってきた」という漫才への思いを吐露した。

 主にネタ作りを担当する小堀は「4、5分は勝つネタなんで強いネタ。それがぎゅっと集まった100分もいいなと。例年より濃密な100分になる予感ですね」と笑う。100分ノンストップ漫才にも慣れているが、今年は「分からないですね、全力でいくので」とすでにやる気満々だ。

 ライフワークとしてきた「百式」を今後も「続けて行きたい」と2人は口をそろえる。小堀は「やると芸人さんが褒めてくれるんですよ。見て勉強してたと言われる、じゃあ続けなしゃーないやん」と決意は固い。2年ぶりの有観客「百式」に川谷は「お客さんに入ってほしいですね。ちょっと長いこと完売御礼って言ってないですね…言いたいです」と正直な思いを明かした。

 賞レースネタをやるのは体力的にしんどいが「うらやましいんですよ、若い賞レースに出れる子が。出れへんけど、勝手にリズム合わせて若手ぶって一生懸命作ってるのも楽しいかなと。年相応であり、若々しい『百式』にしたい」と小堀。今年で芸歴28年、新たな2丁拳銃を見せる。

 本ライブはFANY Online Ticketで配信チケットも販売中。また「“百式”2021を“百倍”楽しむ“百円”キャンペーン」として、「百式2020」や、レイザーラモン、ミキ、オズワルドがゲストで登場する「×TAIMAN-対漫-」などのライブが100円で配信される。

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