86歳の片山虎之助氏、維新共同代表と議員辞職へ 今月初旬に入院、意識混濁 松井代表が党大会で報告
日本維新の会の臨時党大会が27日、大阪市内で開催され、冒頭で松井一郎代表が片山虎之助共同代表の体調について明かした。
党大会の前に行われた党の執行役員会で、息子の片山大介参院議員から経過報告を受けた松井代表は「片山共同代表は11月初旬に倒れられ、入院治療中で意識混濁状態にある。医師から通常の職務に戻ることは非常に厳しい状況であると報告があった」と語った。その上で「(86歳の)片山共同代表はかねて高齢であると自覚されており、もし健康が仕事ができない状況になった場合、回りに迷惑を掛けることなく職を辞するとご家族に話されていたという」と説明した。
片山大介参院議員から、虎之助氏が日本維新の共同代表を辞職するとともに、参院議員辞職も速やかに手続きに入りたいと申し出があったとし、共同代表辞任について執行部は受理したとした。