朝ドラ、安子を救った「芋飴」って?ネット注目、鹿児島は今も愛されおやつ【ネタバレ】
1日にNHKで放送された連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、ヒロイン・安子(上白石萌音)を救うキーアイテムとして、「芋飴」が重要な役割を担った。この「芋飴」とはどんな食べ物なのか。ネットでは「食べてみたい」の声が上がっている。
この日の「カムカム-」では、安子がラジオが聞こえる家の前で英語講座に聴き入っていたが、その家の奥さんに見つかり、芋飴を渡してその場を逃げてしまう。だが後日、その奥さんが安子を見つけ、「子供が気に入ったから」と芋飴を再び購入してくれたが、ろくに食事をしていない安子はその場で倒れてしまう。
すると奥さんは自宅で安子を看病し、食事も食べさせてくれた。安子が父・金太から教わった丁寧な作りの芋飴が、安子を救ったのだ。
芋飴は現在も鹿児島県で愛されているが、日本いも類研究会HPによると第2次世界大戦で物資統制が行われていた頃に、闇市で売られていたという。安子が作っていた麦芽入りの芋飴は、あく抜きに一晩、蒸かしに1時間、これをすりつぶし、湯を加え、乾燥麦芽を入れよく混ぜ、6~7時間置き、糖化させる。その後、濾して煮詰めるが、ねっとりしていることから少量ずつ丁寧に濾過する必要があるといい、かなりの手間暇と時間がかかるようだ。
ネットもこの芋飴に注目。「食べたことないんだけど固いんかな?食べてみたい」「芋飴って、いまのボンタン飴みたいなものなんでしょうか」「今週のカムカム見てたら思い出した。鹿児島県人なら同じ人沢山いるはずw」「きなこ飴みたいな感じかな?と食べたくなりました」「たんきり飴みたいなかんじのやつかな」など、食べてみたいという投稿が数多く上がっていた。