コロナ「繰り返していくんですか?」オミクロン株不安に医師が解決策提案
タレントの松本明子が1日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」に出演し、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が拡大していることに不安な思いを語った。
オミクロン株は南アフリカなどを中心に拡大し、11月30日には日本でも感染が確認された。松本は「こういうことを繰り返していくんですか?」とコロナとの戦いに終わりが見えないことに不安を隠しきれなかった。「収まって、また新しい海外から見つかったものが入ってくる。また防ぐ。閉じ込めるっていうような…」と次々と出てくる変異株に半ばあきらめるように語った。
松本のストレートな思いに、名古屋大学医学部付属病院救急医局長・山本尚範氏は「極めて大事なポイント」と真剣に受け止めた。続けて、アフリカ南部には免疫力の低くなっているエイズウイルス(HIV)や結核の患者が多く、さらにワクチンの接種率が低いために「ウイルスが持続的に感染」すると分析。「ワクチンを世界に、特に貧しい国に普及させてあげないと、結局は先進国を含めて守れない」と語った。
松本の質問に対しては、あらためて「世界中にワクチンを普及させるっていうことが、このこと(コロナの感染拡大)を防ぐ大事なポイントだと思います」と回答。MCのフリーアナウンサー・石井亮次も「また振り出しに戻っちゃうから、世界にワクチンをやって何とか食い止めたいということですよね」と重ねて語った。