橋下徹氏、泉田議員の裏金暴露会見に「国会議員と地方議員、必ずもめる」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が2日、フジテレビ系「めざまし8」で、新潟5区での衆院選挙において、泉田裕彦議員が自民党新潟県議の星野伊三夫議員から裏金を要求されたと訴えている件について、要求された金銭が政党に入るのであれば問題はないとの認識を示した。
番組では泉田議員が衆院選で2~3000万円の裏金を要求されたとツイッターで暴露した件について行った会見を取り上げた。泉田議員は要求してきた人物は星野県議だと実名を出したが、星野県議は否定している。
08年の府知事選前に、自民党に寄付を求められ1000万円を寄付したとツイッターで明かしている橋下氏は「ぼくは表の金として寄付しましたが、ある意味ギリギリですよね。選挙直前に寄付をしたのはどう見ても選挙運動用と見られれば公職選挙法違反になるけど、一般的な地方議員の活動として寄付をした」と説明した。
そして日本維新の会を設立した時も、当時は「お金が全くない」ところからの国政選挙だったことから「候補者1人対し、100万円寄付してもらっている」「日本維新の会の最初の頃はやっています」とも語った。
谷原章介は「名目として、今回は党に、県連に入れて下さい、なら問題はない?」と確認すると橋下氏は「そうです。(維新時代の)僕と同じような話になる。収支報告書にいれて、党に入れて下さいねと」とキッパリ。
そして今回の問題の根幹について「国会議員と地方議員、必ずもめる。国会議員が当選するのに、地方議員が一生懸命活動をするのに、国会議員は当選すると地方議員への敬意を忘れちゃう」ともコメント。「国会議員はすごくお金がくる。それを独り占めしているなら当然地方議員から文句は出る」とも指摘した。
「こういうところを収めるのがある意味国会議員の役割だが、それができなかったのか、こういうことになってしまった」とも語っていた。