橋下氏、失言連発の静岡・川勝知事から早大生時に授業受けていた「面倒臭い教授」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が3日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演。早大政治経済学部の学生時代に、当時同学部で教授を務めていた“コシヒカリ発言”で物議を醸した静岡県の川勝平太知事の授業を受けていたことを明かした。
番組では、川勝知事が6月の知事選での演説で、自身が学長を務めた静岡文化芸術大の女子学生に関して「顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないと、何となくきれいになる」などと女性蔑視ともとれる発言をしたことについて議論。話を振られた橋下氏は「川勝さんの授業に登録していたんですよ、学生のときに」と明かして、「へぇー!」とスタジオを驚かせた。
「学生の中ではすこぶる評判が悪くて。面倒臭い教授だったんですよ。でも、これは学生にとって面倒臭いっていうのは、単位をくれないってことで。教授としてはすごく真面目だったんです」と教授時代の素顔を明かした。
橋下氏は「差別はだめですよ。時代の流れからこういう発言は許されないですよ」と前置きしたうえで、「言葉がものすごいきれいで誰からも批判を受けないけど、全く仕事のできない政治家。川勝さんは圧倒的に支持率高くて。大阪府民としてはものすごく腹立つんですが、今リニアモーターカー、工事止めてるんですよ。せっかく安倍さんにかけあって8年前倒しになったのに、止められて。ホント腹立つんですが、ああいうことができるのは静岡県民としては大きいんですよ。こういう性格だからああいうことできるんですよ」と川勝知事の“功績”を評価した。
さらには「僕も大阪の時に、暴言多発でしたんで、エラそうなこと言えないです」と苦笑いを浮かべると、司会の坂上忍が「カテゴリーでは(一緒)」とツッコみ笑わせていた。