鈴木財務相クーポン事務経費「過大じゃない」に総ツッコミ「100万人に10万配れる」
18歳以下への10万円相当の給付をめぐり、5万円をクーポン給付することで高額な事務経費がかかる問題について、3日、鈴木財務相が閣議後の会見で「過去の類似事業と比べて過大な水準ではない」「消費喚起の意味で、より無駄のない給付ができる」と見解を示した。
これに対して、ネットでは「ズレまくっている」「いやいや967億円という無駄が発生している」「クーポン発行業者を潤すためではないだろうに」「過大な水準でないからその範囲なら何やっても良いというようにしか聞こえない」「それでは財務相のおこづかいで払ってください」「1000億あればあと100万人に10万円ずつ配れた」と総ツッコミが入っている。
鈴木財務大臣はこの日の会見で、クーポンによる給付に関する事務費が967億円に及ぶことを認めた上で、「過去の類似事業と比べて過大な水準ではない」とコメント。さらに「クーポンによる給付は子育て目的に限定し、有効期限を設定することで、消費喚起の意味で、よりむだのない給付ができる。合理性があると考えている」と理解を求めた。
ネット上では「過去が間違っているという発想にはならないのがすごい」「自分のカネじゃねーからな」と言う声が上がった。