福士誠治 井上馨役「台本を読むたび興奮」 大河「青天を衝け」ついにクライマックス
日本資本主義の父と称される実業家の渋沢栄一を描いたNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜、後8・00)。放送があと2回となり、いよいよ佳境に入る。井上馨役の福士誠治(38)がこのほど、取材に応じ、役への思いを語った。次回の19日と26日の最終回は15分拡大。
栄一と大蔵省で日本経済の近代化に貢献した井上馨。演じた福士は自身初の大河ドラマ出演に「台本を読むたびに興奮していた気持ちがあります」と振り返る。気性が荒いとされる井上を演じるにあたり「声を発した時には、これが俺の意見だ、というところは見せたいと演じています」と話す。
吉沢との共演については「もう吉沢亮という人のファンですね」とすっかり虜(とりこ)になっていると明かした福士。「一緒にやっていて楽しいし、あんなにも気持ちが飛んでくる俳優さんは素晴らしい。心地のいい時間です」と賛辞を惜しまなかった。