３１日の関西テレビ「『こやぶるＳＰＯＲＴＳ超　大晦日ＳＰ』（仮）　野球対決　プロ野球古田レジェンド軍ＶＳこやぶるオールスターズ」（後３・４５）で、年末恒例、１０度目となる『古田レジェンド軍ＶＳこやぶるオールスターズ』を放送することが１２日、わかった。３年連続で阪神・梅野隆太郎選手が参戦し、パ・リーグ本塁打王の“ラオウ”ことオリックス・杉本裕太郎選手も登場する。

　収録はこのほど行われ、昨年初勝利をあげた芸能人チームは小籔千豊監督、シャンプーハット、武井壮、鈴木福らが集結。三代目Ｊ　ＳＯＵＬ　ＢＲＯＴＨＥＲＳのＥＬＬＹ、女性捕手ＹｏｕＴｕｂｅｒのめいちゅん、マネジャーとして本田望結も参加。杉本選手が最強助っ人となる。

　レジェンド軍団は監督の古田敦也氏を筆頭に、山本昌氏、村上隆行氏、星野伸之氏、ＤｅＮＡ・三浦大輔監督らが登場。助っ人には梅野選手、同僚の秋山拓巳選手、現役引退した元阪神の岩田稔氏が勢ぞろいした。

　小籔監督は「毎年来ていただいているレジェンドの方々、今年来ていただいた杉本選手、岩田選手、秋山選手、梅野選手、皆さんを近くで見られて本当に良かったです。ＥＬＬＹさんが『ダンサーで尊敬する人はそんなにいないけど、野球で尊敬する人はめちゃくちゃいるので芸能活動の中で今が一番テンション上がってる』って言ってたんですけど、ホンマにそうやなと。ＥＬＬＹさんも野球少年でしたし、芸能人チームみんなで感動していました」と振り返った。

　古田監督は「阪神のメンバーがこっちの助っ人として来てくれて、試合的には楽でしたね」とコメント。相手助っ人・杉本選手について「ラオウがよう打ちますね～！公式戦で打つ選手って、アマチュアの遊びのゲームって打てないんですけどね。打てなくて僕らがヤジって番組が成立するってイメージだったんですけど、本当に打ちよったね！右に左に！技術が高いんでしょうね」と絶賛した。

　杉本選手は「前々回は全然活躍できなくて、『今日は絶対打つぞ！』という気持ちで、実際に打てて見せ場を作ることができました！」と語った。

　梅野選手は「対決の見どころはラオウの活躍！相手チームだけど、やっぱり打つなって思って。交流戦でね、打席に立つ雰囲気と、ここで打席に立つ雰囲気は、リーグ優勝したバッターは違うなって。そのようになりたいですね、来年は」と試合を総括。

　阪神残留については「残留した時の皆さんの喜びの声と、発表する前の『残ってくれ』という声がすごい力になりましたし、自分個人としてはうれしい限りでしたね」と思いを明かした。また、来季へ向けて「残ったからにはファンの期待に応えられるように、しっかり準備してやるだけ。キャリアハイを常に目標としているんで」と抱負を語った。