佐藤優樹 モー娘。卒業 ラストで涙腺崩壊「またいつか」今後は過敏性腸症候群の改善
人気アイドルグループ・モーニング娘。’21の佐藤優樹(22)が13日、東京・日本武道館で行われた「モーニング娘。’21 コンサート Teenage Solution ~佐藤優樹 卒業スペシャル~」をもってグループとハロー!プロジェクトを卒業した。
収容人員の半数の約6000人を前に、全力でラストパフォーマンスを届けた。自身の意向でセレモニー的な演出はあえて行わず、屈託ない笑顔を浮かべていた佐藤だったが、最後の最後で涙腺が崩壊。アンコールのラスト曲「笑顔の君は太陽さ」の直前で「まぁは今まで10年間、1人でやってきたわけじゃない。みんなが私を受け入れてくれた」とファンやメンバー、楽曲提供したつんくへの感謝の気持ちを口にすると、思わず涙で声を詰まらせた。
このとき身にまとっていたのは、黒のレースに、自身のメンバーカラーであるエメラルドグリーンのラインストーンが無数に散りばめられた衣装。ステージから見える会場のペンライトをイメージした佐藤のこだわりの一着で、「黒にエメラルドグリーン。ステージから見える、みんながいる景色。みんながいるから、輝くことができる」と感謝を口にし、「またいつか会える日までね!バーイ!」と大きく手を振った。
佐藤は2011年9月にモー娘。に加入。10年の活動にピリオドを打ち、今後は、かねて患っていた「過敏性腸症候群」の改善を第一とし体調と相談しながら、ソロアーティスト活動を行っていく。
この日は、全国47都道府県の映画館と台湾、香港でライブビューイングを実施。国内外合わせて約3万3000人が佐藤の巣立ちを目に焼き付けた。
会場には、モー娘。OGのタレント・藤本美貴(36)や田中れいな(32)、道重さゆみ(32)、佐藤と同期の飯窪春菜(27)、鞘師里保(23)、ハロプロファンで知られる女優・松岡茉優(26)らも訪れ、ラストステージを見守った。