吉沢亮 大河主演で「8キロ太った」 1年半の撮影で「“生”感じました」
俳優の吉沢亮(27)が14日、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜・後8・00)のオンライン取材会を行い、残り2回となった作品への思いを語った。
吉沢は日本資本主義の父と称される実業家の渋沢栄一役。1年半に及んだ撮影で最も苦労したことを「年を取っていくお芝居は本当に難しくて…」と吐露。13~91歳までを演じる中で「8キロ太った」と明かし「最後に若い栄一が出てきて、走るシーンがあるんですけど。役作りでパンパンに太って体が重くて、一年前に全力で走った時より走れなかった。年取ったなあって」と笑わせた。
「大河の主演として、うれしい思いもたくさんしたけど、苦しいつらい思いもたくさんしました。でもめちゃくちゃ生きているなぁと思った時間でした。“生”を感じました」と感慨をにじませた。
また演出を務める黒崎博チーフ・プロデューサーは「こんばんは、徳川家康です」という語りで放送開始時から登場してきた、北大路欣也(78)演じる徳川家康について「最終回まできちんと、家康さんには見届けていただこうと思っています」と説明した。