コロッケ 手がける大阪のコロッケ店は浜田雅功イチ押し名店のご近所「共存共栄で」
タレントのコロッケ(61)が15日、大阪市内で、プロデュースするコロッケ店の関西初店舗となる「コロッケのころっ家」天神橋店のオープニングセレモニーに来場した。
通路がふさがれるほどの人が集まる中、現れたコロッケは「こんなにたくさんの方に来てもらえると思ってませんでした」と感謝すると、四方に5秒ずつ岩崎宏美の顔マネをし、スマートフォン撮影を許可。その後もレパートリーの野口五郎、五木ひろしのものまねを披露するなど大サービスした。
コロッケ店のプロデュース理由には「(芸名が)コロッケだから」と即答し、「逆に今までコロッケ店をどうしてやってなかったんですかって聞かれる。芸歴41年目になるけど、パフォーマンスや芸人のプロデュースを始めて、お店の方もと。私がパン屋や焼肉店をやるのも。プロデュースするならコロッケしかないだろうと。(値段は)高いけど、品質は味見をして確かめていて、おいしいものを作っている」と説明した。
至近距離にはダウンタウン・浜田雅功お気に入りのコロッケを販売する人気店「中村屋」がある。コロッケは「負けないぞというと失礼。共存共栄で、一緒に出させていただくので」と謙虚にコメントし、「(向こうは)浜ちゃんで有名。ウチのコロッケも差し入れしようかな。(近々に)ダウンタウンの番組は入ってないけど。食べていただけるとありがたい。味も違うし」とアピールの機会をうかがっていた。
大阪でも人気を見せつけたコロッケは熊本出身で現在は東京拠点だが、「どちらかというと芸風は関西。ふざけるのが好き」といい、小さいときに吉本新喜劇や松竹新喜劇に入る夢があったと明かした。
また、若手時代を振り返り「大阪(の舞台)で鍛えられた。角座や花月に出させていただいて、ちあきなおみさんや岩崎宏美さんのものまねで、一番前の方にウケないとダメで『ネタ増やさんとあかんで。大阪でウケたらどこでもやれるから』って。大阪で育てていただいた感が強い」と大阪に感謝した。
今後の予定として、31日の日本テレビ「笑って年越したい!!笑う大晦日2021」(後6・30)などへの出演、来年4月に大阪・新歌舞伎座で天童よしみと共演することが発表された。