「二月の勝者」最終回 連載中の原作者が漫画はドラマより厳しい結末予告「地獄描く」
日本テレビ系ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」の最終回が18日、放送された。
同作は、カリスマ塾講師・黒木(柳楽優弥)を主人公に、中学受験に奮闘する親子を描いた。最終回では、2月1日の受験本番や合格発表の様子が描かれ、視聴者にとって胸アツの展開となった。
一方で最終回前から話題となっていたのが、原作漫画との関係。同作の原作は現在、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中。漫画ではまだ「前受け校」と呼ばれる1月中旬の埼玉・千葉の中学を受験した段階。東京の中学の受験本番となる2月は描かれていない。
つまり、ドラマが原作を追い抜いてしまった形になっており、だれがどの中学に合格するかヤキモキしている原作ファンからすれば、「ネタバレ」になってしまうのでは?という恐れがあった。
しかし、この心配に一発回答を示したのが、原作漫画の高瀬志帆さん。ツイッターでドラマ終了直後に「ドラマに比べると、たぶん私の方の1月中旬以降(15巻)の展開はたぶん大いにHELLみがあるので…あの…たぶん世の中のニーズと合ってないかも…という気持ちになってきた…えと、先に言っておこうかな…と思って…」とドラマとは結末が違うことを明かした。
高瀬さんの「HELLみ」という予告に、フォロワーからは「漫画では厳しい側面もしっかり出してもらえたら嬉しいです」「昨年の受験終了組ですが1月~2月なんてHELLみしか無かったので寧ろリアルで良いと思います!」「それでこそ?中学受験のリアルでしょう 期待しまくっております」と歓迎の声が多数。高瀬さんも「心置きなく地獄を描きます…!(えっ)」と意気込んでいた。
ドラマの公式インスタグラムでは柳楽ら舞台となった桜花ゼミナールの講師が勢ぞろいした「卒塾写真」を掲出している。