上沼恵美子「巨人さんと私はラスト」M-1審査員“卒業”に言及「ピチピチな紅を」
タレントの上沼恵美子が20日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に出演。審査員を務め、19日にテレビ朝日系列で放送された「M-1グランプリ2021」を振り返った。
番組の冒頭、「昨日はM-1でね。いま帰ってきたところなんですわ」と切り出すと、「錦鯉が泣いてましたわ。感動しました。私いっつも思うんですよ。昨年もそうなんですけど、グランプリを取った人に(票を)入れてないんですよ」と自虐ネタを始めた。
最終決戦では松本人志ら、審査員7人中5人が優勝した錦鯉に投票。上沼はインディアンスに投票していた。「目録やけど、1000万の板ね。渡す時にすっごい嫌ですね。『あんた、僕らに入れへんかったやんか』って、見てるんですよ。いや、見てへんのやけどね」と笑わせた。
錦鯉のネタを絶賛し、「人の人生を決める仕事。あの番組は悪いけど、審査員が一番しんどいのよ」と苦悩を吐露。その上で「(オール巨人阪神の)巨人さんと私は出る前にも『ラストやね』と2人で話をしました」と言及。「昨年も、今年もお断りしたんです。もったいないからね、私のようなお笑い知らんもんが」と続けた。
さらに、名前は明かさなかったが、代役として4人の女性芸能人を推薦したことを明かし、「紅一点やからと言われても、ひなびた紅がね…。もうちょっとピチピチな紅を入れないとね。引退とは言ってないんですけど、考えんといかん年にきたんですよ」と、改めて今年限りでの卒業を示唆した。
だが、これだけでは終わらず、最終決戦で披露した3組のネタについても言及。「決勝ネタは3組ともトーンダウンした。そこがちょっとだけムッとしました。1本目が良すぎてね。悪くないんですけど。トーンダウンと言えば失礼だが、謙虚な方が多かったですね」とぼやきで締めた。