ジャン・アレジ氏 知人の事務所に爆竹投下→拘束→おわび“行脚”「悪い冗談だった」

 フランス南部アビニョンの警察は21日までに、大型の爆竹で知人の事務所を破損したとして器物損壊の疑いで、アビニョン郊外に住む同国の元F1レーサー、ジャン・アレジ氏(57)を一時拘束し、取り調べた。検察当局によると2023年に公判が開かれる見通し。レキップ紙などが伝えた。

 報道によると19日夜、アビニョンの隣町にある妹の知人の事務所の窓に大型の爆竹が仕掛けられ爆発し、窓が割れるなどした。隣人が走り去った車のナンバーを控えており、警察は車を所有するアレジ氏の家族を事情聴取。アレジ氏は20日に出頭して自身が関与したと説明し、21日まで拘束された。

 まさかの“暴走”を起こしてしまったアレジ氏は調べに対し「妹の知人を驚かせるために行った悪い冗談だった」と述べたという。アレジ氏は猛省しているといい、現在はアビニョンにて関係先へのお詫びに回っているという。

 アレジ氏は1989~2001年にF1レーサーとして活躍。95年のカナダGPで勝利を飾っている。妻は女優・後藤久美子(47)で、2人はモデルのエレナ・アレジ・後藤(25)ら子どもをもうけている。

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