BiSH解散 24日に配信ライブで生表明へ「大切な発表をします」
大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」に初出場する女性6人組グループ・BiSHが、解散することが23日、分かった。24日に配信ライブを行い、正式に表明する。すでに来年2月までのツアーのスケジュールは発表しており、ファンへ“別れのあいさつ”をキッチリ済ませてから、7年間に及ぶグループの歴史にピリオドを打つ。
念願だった暮れの夢舞台を目前に控えて、大きな決断をくだした。関係者の話を総合すると、24日に配信ライブを行い、日本テレビ系情報番組「スッキリ」でも一部中継して、自分たちの言葉で解散について報告するという。独特の美学を貫き、人気絶頂のタイミングで選んだ次なるステップ。おのずと紅白は最初で最後の出場となる。
23日朝、メンバーのセントチヒロ・チッチとモモコグミカンパニーは、「スッキリ」のマンスリーMCを務めるコーナーに出演。「BiSHは、これから年末にかけていろいろあるので、明日はクリスマスイブで配信ライブを行います。そこで私たちから大切な発表をします」と24日の“緊急出演”を告知した。
BiSHは2015年に結成し、16年1月に「DEADMAN」でデビュー。「Brand-new idol SHit」(新生クソアイドル)を略した名の通り、ミュージックビデオで馬フンまみれになるなど型破りなパフォーマンスで、「清掃員」と呼ぶファンを魅了してきた。“楽器を持たないパンクバンド”として、「プロミスザスター」「BiSH-星が瞬く夜に」「オーケストラ」などがヒット。メンバーは個性豊かな顔ぶれで、ソロ活動も充実させている。
先月19日に行われた紅白出場者発表でも、らしさ爆発。ライブ前の円陣での掛け声を再現し、会見場で「ち○ぽー!!」と叫んでNHKスタッフをあ然とさせた。大みそかの本番では、なじみの清掃員はもちろんのこと、初見の視聴者の記憶にも残る一世一代のステージを繰り広げる。