元衆議院議員で弁護士の若狭勝氏が２３日、ＴＢＳ系「ひるおび！」で、タレントの熊田曜子の夫に罰金の有罪判決が出たことに「音声データがあったのが有罪の決め手になっていると思う」と分析した。

　番組ではこの日、東京地裁で判決公判が行われた熊田の夫の裁判を取り上げた。熊田の夫は求刑通り、罰金２０万円の有罪判決。若狭弁護士は「全面的に（熊田の言い分が）認められる判決。今回は音声データがあったのが有罪の決め手になっていると思う」と分析した。

　熊田は証拠として、大きな物音と熊田の「痛い、痛い」などの声が入った音声データを提出しており、これが大きな役割を果たしたことになる。

　若狭弁護士は「一昔前は音声データが出てくることはなかったので、被害者、被告人、どっちが信用性があるか、かなり神経質に捉える傾向があったが、今回は音声データがあったのが大きくて、矛盾しないような被害者、熊田さんの証言があった。これが決め手」とも語っていた。