DRUM TAOメンバー 大麻取締法違反で逮捕 会社は「体調不良」で休演と当初発表
オフブロードウェーなど国内外で活動する和太鼓演奏グループ「DRUM TAO」の山口泰明容疑者が24日までに大麻取締法違反で福岡県警に逮捕されたことが分かった。公式サイトで発表された。
国内外の公演の制作・マネジメントを行う株式会社「タオ・エンターテイメント」代表取締役社長・藤高郁夫氏の名前で事件を伝える文書が掲載された。
「山口氏の弁護人を通じて状況を確認したところ、大麻の所持を認めているとのことです。これを受けて、弊社は山口氏を懲戒解雇処分とすることを決定致しました」と山口容疑者が容疑を認めていること、懲戒解雇処分とすることを発表し、謝罪した。
また、今月15日に同容疑で逮捕されたと報じられており、文書では「なお、山口氏の休演に関しましては、当初、体調不良によるものと発表させて頂きました。これは、結果的に皆様を欺くことになってしまいましたが、逮捕されたとの第一報だけでは詳しい事実関係も明確ではなく、弊社としての対応を 決めることが出来ないため、やむを得ず一旦体調不良と発表させて頂きました」と当初は逮捕ではなく、体調不良での休演だと発表し、逮捕の公表まで時間を要したことについて説明した。
DRUM TAOは昨年、新型コロナウイルスで7人の陽性者を出す「クラスター」を引き起こしたが、7月(2020年)にツアーを再開していた。また2018年のNHK紅白歌合戦に、氷川きよしとのコラボ演奏で出演していた。