豊田真由子氏、オミクロン株の例え話で即妙解説 スタジオ感心「なるほど」
元衆議院議員、元厚労省官僚の豊田真由子氏が25日、読売テレビ「あさパラS」に生出演。大阪、京都、東京で市中感染が確認された新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について、MCのハイヒール・リンゴの例えに乗せて解説し、スタジオをうならせた。
番組では、オミクロン株の“正体”を特集。感染力はデルタ株の4・2倍だが、重症化リスクはデルタ株感染者の入院率約12・8%に対してオミクロン株感染者は約2・5%というデータがあると紹介し、豊田氏は「感染力は強いけど、あまり毒性が強くないというものが支配的になれば、それでパンデミックが収束するということは過去にもある。オミクロンがどうかというのは、まだ…」と慎重に話しながらも希望を示した。
また、鼻・のどで増殖するため呼吸や咳で感染させやすいが、肺まで入らないため重篤化せず肺炎になりにくい特徴もあるとし、リンゴが「ようしゃべるけど、ええ人やみたいな感じせえへん?」と人間に例えると、チュートリアル・福田充徳も「こっちの子の方が好きですよね」と同意した。
リンゴはさらに「こっちの子の方が何となく接しやすいような…接したらアカンねんけどね」と“親近感”を口にしたが、豊田氏は「リンゴさんがいい人の顔してるんですけど、感染力がすごい増えて…例えば10倍の人が感染したら、重症化の人が少なくても、トータル重症化する数はあまり変わらないということもあるので。いい人だけど裏の顔があるかもしれない」と、わかりやすく警告。リンゴが「なるほど…」とうなずくなど、出演者を感心させた。