「サンモニ」青木理氏、アベノマスク「世紀の愚策」関口宏「配っちゃえばよかった」
ジャーナリストの青木理氏が26日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、昨年、全世帯向けに配布された、いわゆる「アベノマスク」を「世紀の愚策」と断じた。
岸田政権についての話題で青木氏は「ダメなもの、おかしなものにはきちんと区切りをつけてもらいたい」と求めた。アベノマスクの廃棄については「悪くない」とし、「学術会議の任命拒否」「公文書の改ざん」などについても“区切り”をつけることを望んだ。
司会の俳優・関口宏が「マスクは何で配れなかったんですかね」と投げかけると、青木氏は「報道によると、検品したらだいぶ不良品もあったということもありますし、今となってみると『世紀の愚策』に近かったのかなと言ったら失礼なんでしょうかね…」。配られなかった理由には触れずに、アベノマスクをこき下ろした。
関口は「困ってる人がいるんだから配っちゃえばよかったのに」と備蓄されていたことに納得がいかない様子だった。アベノマスクは今月24日の段階で8000万枚が残っており、希望者への配布の後、余れば本年度内に廃棄される予定。昨年、急激にマスク需要が高まった時に、需要抑制の効果もあったとされている。