元レーシングドライバーでドイツ人のミハエル・クルム氏（５１）が２７日放送のテレビ東京系「ＹＯＵは何しに日本へ　２大空港ぜんぶ初出し　羽田＆成田３時間ＳＰ」に出演。２０１６年に元テニスプレーヤーの伊達公子さんと離婚していたが、今でも親交があること、その後、別の女性と再婚していたことを明かした。

　羽田空港でロケ隊に呼び止められたクルム氏。「レーシングドライバーの仕事で。（９４年に）日本のチームからオファーがあって２年くらいで帰ろうと思ったけどまだいる」とフレンドリーに笑いを誘った。

　Ｆ１かと問われて「スーパーＧＴ知ってますか？」と逆質問。「年間チャンピオンとりました」と説明し、「クルムです、クルム・ミハエルです」と名乗った。取材に応じたものの、「すいません飛行機が。そろそろ熊本へ」と時間切れで終わってしまった。

　モータースポーツに疎いスタッフはクルム氏をよく知らないまま、最終戦が行われた富士スピードウェイに向かう。現役レーサーと勘違いしていたが、レースにエントリーされておらず困り果てて場内を捜索。中々見つからないまま時間は過ぎたが、フラッと表れたクルム氏と遭遇した。

　クルム氏は「レースは出てないよ。コーチングしている」と現在は日産のアドバイザーを務めていることを明かした。

　「いつも空港で無視されていた。この番組一回出たかったんです」とにこやかに話し、追加取材をお願いされて自宅に招いた。

　自宅では１年前に結婚したという奧さんの彩織さんと愛犬の豆柴・ハルちゃんを紹介。さらにテニス会場で入手できるＴシャツを披露して「伊達さんと仲いいからお土産いつももらっている」と明かした。

　それでも状況が飲み込めないスタッフに対して彩織さんから「この人伊達公子さんの元旦那さんなんです」と説明されてスタジオのバナナマンとともにようやく納得した。

　クルムさんは伊達公子さんと２００８年に結婚、２０１６年に離婚。現在でもまだ交流があり、引っ越し祝いなどを贈られているという。彩織さんは日産のチームで長年クルム氏を支え、昨年結婚していた。