４人組インストゥルメンタルグループ「竜馬四重奏」の竜馬（バイオリン）が成人の日の来年１月１０日、建築家・隈研吾氏がデザイン監修してグッドデザイン賞に選ばれた“日本一おしゃれな神社”とも称される東京・神楽坂の赤城神社で、奉納演奏とプレミアムライブを行うことが２８日、分かった。赤城神社で成人の日に奉納演奏が行われるのは初めてのことになる。

　竜馬四重奏はこれまでテレビ朝日系「スーパーＪチャンネル」のテーマ曲や日本テレビ系「ｎｅｗｓ　ｅｖｅｒｙ．」お天気コーナーの音楽などを手がけ、今年２月にはポニーキャニオンからメジャー３作目となるアルバムを発表。竜馬はこれまで槇原敬之や松田聖子らの全国ツアーに参加するなど、個別でも幅広く活動している。

　当日は正午から本殿前の神楽殿で、竜馬の無料奉納演奏を開催予定。午後２時からは地下のあかぎホールで有料イベント「８０名限定　成人の日　竜馬プレミアム　コンサート」を開催予定だ。

　竜馬は「この２年、目に見えない脅威に世界がほんろうされ、若い方々は学校にも通えず、遊びにも行けず『青春』という大切な時間を仲間たちと過ごせなかったと思います。その時間を決して取り戻すことはできません。でも大人たちで少しでも機会を作り出すことはできるのではないでしょうか？」と、開催の意義を説明。

　「ご来場いただいた皆さまに、感動と良い思い出を作らせていただくことはできると思います。こんな時だからこそ、足を引っ張るのではなく相手を思いやり、愛と優しさで全ての人に自分の力を尽くしたい」と、思いを述べている。