タモリ、8年ぶり「徹子の部屋」 黒柳伝説のテレフォンショッキング振り返る
タレントのタモリ(76)が28日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に8年ぶりに出演した。黒柳とは、タモリが長年司会を務めた「笑っていいとも」のテレフォンショッキングで黒柳徹子が45分間喋り続けた伝説の回を懐かしそうに振り返った。
タモリは今年、ミュージックステーションで「同一司会者による生放送音楽番組の最長放送」というギネスを打ち立てたが、タモリは長く続ける秘けつに「反省しない」「座右の銘は『適当』」と挙げて、黒柳を笑わせた。
そんな黒柳は、タモリが長年司会を務めた「笑っていいとも」にテレフォンショッキングに出演しているが、タモリは当時を振り返り「ずいぶんおしゃべりになりまして…」とコメント。黒柳は「45分」とクスリと笑った。
タモリは「ここで申し上げますが、CMの間に黒柳さんは『この話をするね』と。CM明けてその話をすると、またCM中に『この話をするね』とまた入る。隙間がない、他のコーナー全部吹っ飛びました」と、黒柳から次々と話題を振られ、終わるタイミングがなかったという。
タモリは「生放送、すごいですよね。それでもいい、他のコーナー無くなってもいいというコンセプトでしたから」と懐かしそうに振り返った。
その他にもタモリが慕っていた漫画家の故・赤塚不二夫さんがきっかけで、黒柳がタモリに興味を持ったという話や、医者や牧師になりきってタクシーに乗る話、また、44年前に初出演した際のタモリの音声も紹介。黒柳はタモリのことを「ミスタータモリ」と紹介していた。
タモリは78年から13年まで「徹子の部屋」の年末を締めくくるゲストとして登場。デタラメ外国語ネタなどで黒柳を爆笑させ、年を締めくくっていた。