鈴木雅之 大腸がん手術の桑野信義と紅白リハ参加「彼の活躍が希望になってくれれば」
「第72回NHK紅白歌合戦リハーサル」(29日、東京国際フォーラム)
2年連続4度目の出場となる鈴木雅之(65)は「め組のひと 2021紅白ver.」を歌う。1983年発売の同曲が、SNSなどで若い世代にもあらためて支持が広がっているとあって「今回の紅白は『カラフル』という華やかなイメージがあるので、それに『め』が(彩りを)添えられれば。オールタイムロックンロールな雰囲気を、みんなにも締めくくりとして伝えることができるんじゃないかな」と意気込みを語った。
昨年10月に大腸がん(直腸がん)でステージ3~4と診断され、今年の2月と5月に手術を受けたラッツ&スターの桑野信義(64)も、トランペットを手にリハーサルに参加。7月の自身のツアーでステージ復帰した盟友に、鈴木は「彼の活躍が、同じような境遇で苦しんでいる人たちの希望になってくれれば、とてもうれしい」と思いを語りつつ「(桑野は)ものすごい喜んでます。結構ラッパも吹くけどホラも吹く」とジョークで笑いを誘った。