KAT-TUN 15周年での初紅白「モヤモヤ抱えていた」
「第72回NHK紅白歌合戦リハーサル」(29日、東京国際フォーラム)
初出場するKAT-TUNの中丸雄一(38)は「紅白は勝手に、出たくて出たくてたまらない番組だったんですけど15年間、ご縁をもらえるタイミングがなくて、何となくもう無理かなと思っていた。ドッキリじゃないですよね?」と話し、晴れ舞台を改めて喜んだ。
KAT-TUNは、かつて放送されていたNHKの音楽番組「ポップジャム」で初めてお披露目された。亀梨和也(35)は「NHKホールで、初めてグループとしてステージに立った。なのでご縁はあるんですよ」と話し、また、初めて単独ライブを行ったのが、今年の紅白の会場となっている東京国際フォーラム。中丸は「いろいろな点が僕らとしてはつながって、不思議な感じがします」と振り返った。
また、15周年という節目の紅白出場にも感慨深げで、中丸は「これまで周年というタイミングで、ちょっとこういろんな理由があって、お祭り的なことをあんまり経験してこなかった。笑うところです、メンバー編成が激しいんで」とメンバーの脱退などの歴史を“自虐”を交えながら述懐。「こういうモヤモヤを抱えていたんですけど、今年、事務所やスタッフの皆さんの、何とかKAT-TUNの15周年をきらびやかなものにしてやろうよっという気持ちを感じていて、ツアーやイベント、最後は紅白歌合戦にも出ることができた」と話した。
この日は、映像機材トラブルで、音合わせの様子が報道陣に公開されなかったが、「デビューから踊らないグループなんですが、特効やらなんやらで盛り上げています」と亀梨。デビュー曲「Real Face #2」を歌唱するが、有名な“舌打ち”パフォーマンスにも、「舌打ちはあそこのカメラです!」とバッチリ決めるつもりだ。上田竜也(38)は普段は明るいトーンが多い髪色を“紅白仕様”に濃いブラウンに染めて臨み、「NHKなんで、ちょっと大人しく、暗めにして優等生ぶろうかなと」と気合を口にしていた。