神田沙也加さんプロデュースのブランド 22年に新作発表、その後終了へ
今月18日に急逝した歌手で女優の神田沙也加さんがプロデュースを手がけたブランド「Maison de FLEUR Petite Robe canone(メゾン・ド・フルール プチ・ローブ カノン)が29日に公式インスタグラムを更新し、2022年秋モデルをもって、ブランドを終了することを伝えた。
「Maison de FLEUR Petite Robe canone 今後の運営について」と題してコメントを掲載。「運営について検討した結果、神田沙也加さんの手がけたデザインを形にし 2022年秋楽章をもって、ブランドを終演とさせていただくこととなりました。」と報告した。
ファンやユーザーからの継続を願う声には「深く感謝申し上げます」と伝えたが、神田さんとともに歩んだブランドとして決断した形。神田さんが「2022年夏楽章、秋楽章の一部まで心を込めてデザインを用意してくれていました。」とし、「すでに生地選びやサンプル確認を行って」いたと明かした。
「想いが詰まったアイテムは コンダクター(神田さん)がこれまで指揮した音楽を紡ぎ、意思を引き継ぎ、皆様へ責任をもってお届けしたいと考えています。」と商品化を明言。「スタッフ一同、コンダクターへ尊敬と感謝の意を胸に、これからも運営に努めてまいります。」と最後まで走り抜くことを誓った。
同ブランドは、神田さんが亡くなったことが明らかになった19日にもグレー一色の画像でインスタグラムを更新。「私たちは、ともに過ごした温かく優しい時間を決して忘れません。」と神田さんを悼んでいた。