「TOKYO MER-」映画化 ドラマ版好評 要望に応え来年公開
俳優の鈴木亮平(38)が主演し、TBS系で昨年7月期に放送されたドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」が映画化されることが4日、分かった。鈴木や賀来賢人(32)らレギュラー陣が再集結し、来年に公開される。
「TOKYO MER」とは、最新の医療機器が搭載され、動くオペ室と称される架空の大型車両・ERカーを駆使する医療のスペシャルチーム。天才的な腕を持つ救命救急医の喜多見幸太(鈴木)を中心に、それぞれの医療分野でエース級の能力を持つメンバーたちが集結し、重大事故や災害に立ち向かう姿が熱く支持された。
迫力ある映像や喜多見のリーダー像も話題を呼び、ドラマ版の最終回は平均世帯視聴率19・5%(ビデオリサーチ調べ。関東地区)と有終の美を飾った。放送終了後も番組公式SNSに続編や映画化を望む声が多く寄せられており、要望に応えた形だ。
鈴木はクランクインを前に「ドラマ放送中は、僕たちも皆様からたくさんの勇気と熱い感想をいただきました。今回そのお気持ちに、映画化という最高の形で恩返しできることが本当にうれしいです」と武者震い。
映画化を記念して、MERメンバーを動物キャラクターにしたウェブ版ショートアニメが5日から配信される。