俳優・ストロング金剛さんを偲ぶ 愛嬌ある特撮敵役モンスター 「たけし城」にも出演
国際プロレスの元エース、ストロング小林さんが昨年12月31日に死去していたことが6日に伝えられた。小林さんは、ストロング金剛の芸名でも、ドラマ・バラエティーで活躍していた。
訃報を受け、特撮ヒーローの記事を多く掲載する雑誌「てれびくん」の公式ツイッター(@Televi_Kun)は戦隊ヒーロー「超電子バイオマン」が表紙の「てれびくん」や書籍の表紙画像とともに「引退後はタレントとして#超電子バイオマン敵幹部モンスター役等でも活躍 謹んで哀悼の意を表します」(1月6日、午後10時16分)と、追悼コメントを掲載している。
このツイートでも紹介されている通り、1984年から85年にかけて放送された「超電子バイオマン」の敵役「ビッグスリー」の1人、モンスターを演じた。元プロレスラーという小林さんのキャラクターそのままの怪力自慢で、部下のジュウオウをこよなく愛する、コミカルでどこか憎めない存在でもあった。
また、バラエティー番組では、TBS系の「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」に出演していたことも思い出される。毎週、一般参加の挑戦者たちが、様々な難関(主にアスレチック性の高いゲーム)を突破し、城主のビートたけしとの直接対決に挑む、というもので、小林さんは「悪魔の館」で挑戦者を捕まえる“悪魔”を務めた。
相棒の丹古母鬼馬二らと「ウガー」と雄たけびを上げながら、捕まえた挑戦者の顔を、手につけた墨状のもので黒く染める姿は、視聴者に鮮烈な印象を与えたのではないだろうか。