タレント・久本雅美が８日、カンテレ（関西テレビ）で放送された「モモコのＯＨ！ソレ！み～よ！」に出演。ビートたけしの伝説を語った。愛犬が亡くなり、「ものすごい落ち込んでいた」という親友で女優の岸本加世子を心配し、たけしに相談。食事会を開いた時のこと。たけしが「新しい犬だよ」とそっくりな犬の写真を見せ、「これ、加世子ちゃんのだよ」とサプライズで同じ犬種（シェットランドシープドッグ）のそっくりなワンちゃんを贈ったのだという。

　「もう加世子ちゃんも、号泣」と当時を振り返りながら久本も泣きそうに。たけしは岸本がすぐに家で飼えるよう、しつけなどを訓練した上で岸本に渡したのだという。

　岸本は昨年７月１２日のインスタグラムで、たけしが贈ってくれた愛犬・姫子ちゃんについて、「前足の指に小さな癌が見つかってから３年間、４回の摘出手術、４回の抗がん剤治療を頑張って耐え続けてくれた」ものの、肺などにがんが転移し、手の施しようがなくなり、余命宣告を受けたことを告白。９月１７日に１０歳１０カ月で亡くなった。

　その日のインスタでは、愛情あふれる文面で最期を伝え、「姫子との生活は何ものにも変え難い幸せでした。辛くて息するだけで涙が止まらないんですが、姫子は最後まで手をかけず頑張ったんだから私もしっかりしなきゃと目を腫らしております」と気持ちをつづっていた。