ジャーナリストの金平茂紀氏が８日、ＴＢＳ系「報道特集」に出演し、日本の“独立”に疑問を投げかけた。

　この日、東京で１２２４人、全国で８０００人を超える新型コロナウイルスの新規感染者が報告された。金平氏は番組の冒頭で「オミクロン株の出現で、コロナ感染が世界で再び激増しています。」と伝えた。

　沖縄などで、感染者が増加していることを踏まえ「日本では在日アメリカ軍基地の存在がその要因として指摘されていますが、基地の中は日米地位協定によって日本の感染対策が及ばない。基地の軍人は自由に入国していた。」と言及し、「日本は本当に独立国なんでしょうか」と疑問を投げかけた。

　ネット上では、金平氏の言葉に賛同するコメントもあった。一方で「在日米軍を削減しながら防衛力をどう担保するかについて論じるっていうならまだ分かるが」と現実的な意見もあった。