鎌倉殿「時政パパ」人気の予感 真田丸に続き頼れる親父がキャラ強烈 「首チョンパ」トレンド
俳優・小栗旬主演のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が9日、スタートした。第1回では、平家絶頂期、後の鎌倉幕府二代執権・北条義時(小栗)が伊豆の弱小豪族の家で平和に暮らしていたが、平清盛(松平健)に助命されて伊豆に流罪となっていた源頼朝(大泉洋)の周辺で騒ぎが起こり始める様子が描かれた。脚本は三谷幸喜氏で、2016年「真田丸」に続く三谷大河。
ネット上では関連投稿が相次ぎ、関連ワードが次々にトレンド入りした。義時の父で、頼朝に加勢して平家討伐の大勝負に出て、後の初代執権となる北条時政(坂東彌十郎)のキャラクターが濃いことも話題に。
時政が京都での任務中に後妻を見つけてご機嫌で戻った伊豆では、頼朝が監視役の伊東祐親(浅野和之)の娘八重(新垣結衣)との間に子供を作ってしまい、家の存亡危機に瀕した祐親が激怒する騒ぎになっていた。
時政が家に戻ると、息子宗時(片岡愛之助)が頼朝を匿っており平家討伐を訴えはじめ、さらに娘・政子(小池栄子)は頼朝にぞっこんの様子。「真田丸」同様に、父と息子2人によるお家の今後に関する話し合いが始まった。
時政は「悪いが全く耳に入らん!」「(平将門も)最後は首チョンパじゃねえか!」「もう!なんだよなあ!」とひっくり返り、手足をバタつかせて、お怒り。しかし、次の瞬間、当主として重々しい振る舞いで頼朝に拝謁した。
「割といいヤツだったなあ。源氏の嫡流ともなると言葉に重みがある」と早くも考えが変わった様子。
いざというときには頼りになる父で、義父である祐親に頼朝を匿っていることがバレると宗時に手を貸し「わしも腹をくくったわい」と家を守るために応戦した。
ネット上では「時政パパ」のキャラクターに注目が集まり「おとぼけながら最後はしっかりと締める。このギャップが魅力的」「時政パパの『首チョンパ』がトレンド」「チャーミングでいざという時はきっちりとした威厳」「ファンになりそう」「時政パッパ可愛すぎる」「時政パパ、いいキャラの予感」との投稿が相次いだ。
「真田丸」でも主人公・真田信繁(堺雅人)の父・昌幸(草刈正雄)が物語を代表する人気キャラとなっていた。