歌手・きゃりーぱみゅぱみゅが１０日、インスタグラムを更新し、仕事仲間の関係者ががんの闘病の末、亡くなったことを明かした。今月１６日から始まる１０周年記念ツアー「ＣＡＮＤＹ　ＷＡＶＥ」のツアーグッズのデザインを担当していたそうで、「赤兄」と呼んで尊敬していたという。

　きゃりーは「悲しい訃報がありました。少しお話しさせて頂きます。」と切り出し、「ガンの闘病生活で苦しんでいた事は知っていたけれど、会うといつもデザインの事やグッズの事など最後の最後まで仕事に一生懸命な方でした。」とつづった。

　「『打ち合わせしなきゃいけないことがたくさんあります』といつもパソコンを開きながら近づいてくる」「私がアイディアを出すとそれを最高の形に落とし込んでくれるプロ」と生前の姿を伝え、「赤兄にしか出来ない事がたくさんありました。尊敬しています。」「もっともっと一緒に物作りしていきたかったです。本当に寂しいです。会いたいです。また一緒にうどんを食べにいきたかったです。あめちゃんを抱っこして幸せそうにしている姿をこれから先も見たかったです」と早すぎる別れを惜しんだ。

　年が明け、「あけましておめでとうございます」とＬＩＮＥをしたところ、「もう早いもので、ツアーまであと２週間ですね！」と誰よりもツアーを楽しみにしてくれていたという。今回のツアーグッズも「全て一緒に考えてくれていました」と明かし、「私の宝物です」と記した。

　最後に「突然のお別れを受け入れる事が出来ず、泣いて泣いて、立ち直るまでに時間はかかるけれど、赤兄の想いも背負ってステージに立ちたいと思います。見守っていてね。」と胸中を吐露し、「赤兄、辛い闘病生活本当にお疲れ様でした。どうか、ゆっくり休んでください。ご冥福をお祈りします。」と追悼した。