「ドライブ・マイ・カー」Gグローブ賞 濱口竜介監督 邦画では62年ぶり栄誉
米アカデミー賞の前哨戦にも位置付けられる第79回ゴールデン・グローブ賞の各賞が9日発表され、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が非英語映画賞(旧外国語映画賞)に選ばれた。邦画では1960年に受賞した市川崑監督の「鍵」以来62年ぶり。
3月の第94回アカデミー賞では国際長編映画賞(同)部門の対象作に名を連ねており、ノミネートされるかどうかが注目される。
「ドライブ-」は昨年7月のカンヌ国際映画祭で脚本賞など4冠を獲得した他、同12月のロサンゼルス映画批評家協会賞で作品賞と脚本賞を獲得。今月8日発表の全米映画批評家協会賞でも作品、監督、脚本、主演男優の4冠に輝くなど受賞ラッシュが続いている。