昨年１２月１８日に急逝した歌手で女優の神田沙也加さん（享年３５）とユニット「ＡＬＩＣｅｓ」を組んでいたアニソン歌手・黒崎真音が９日、ブログを更新。沙也加さんへの思いをつづった。２人はライブなどを機に交流が深まり、２０２０年９月にユニットを結成していた。

　沙也加さんの死後初めてブログを更新した黒崎は「しばらく言葉にできないままでした　いつもわたしを『双子』と言ってくれたあの子は突然わたしの元から去ってしまった　この期間、わたしは笑っていいのか、わからなかった」と書き出し、「いつも罪悪感でいっぱい　何か出来たんじゃないか　あの時こうしていたら　何度も何度も考えました」とこの３週間、思い悩んでいたことを打ち明けた。

　そして「あぁ何だか彼女の為にこの世でわたしにしかできない事があるなと思った」とし、「だからわたしは死ぬわけにいかない　出来ることを全うしないと　その為に９月、生き残ったのかもしれないしね」と沙也加さんのためにも、強く生きることを誓った。黒崎は昨年９月、硬膜外血腫で手術を受けている。

　黒崎は「わたしはいつだって、さやの味方　さやが大好き　それはずーーーーーっと変わらない　永遠　あなたが隣にいてくれる事がわたしの誇りだった　いつかまた会える時はいつもの笑顔で迎えにきてね　出来なかったライブしよう　今だってあなたはひとりじゃないよ」「さや　出会ってくれてありがとう」とメッセージを送っている。

　黒崎は昨年１２月１９日、ツイッターで「さや　早く帰っておいで　寒いでしょ　ずっと言ってたよね　さやを一人にしないって」などと投稿。今年１月７日には「さやから指輪をもらいました」と沙也加さんからもらったというハートの中にリボンがデザインされた指輪を左手薬指にはめた写真を披露していた。