橋下徹氏「文科省は大丈夫か?」「信条、理念全くない」大学入試で異例救済措置に
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が12日、ツイッターを更新。文部科学省が全国の国公私立大へ新型コロナで受験できなかった受験生に個別試験のみで合否判定を可能にするよう要請したことに「文科省は大丈夫か?」とつぶやいた。
橋下氏は、大学共通入学テストを新型コロナで受験できなかった感染者に対し国公立大2次試験などの個別試験のみで合否判定するという文科省の対応に「文科省は大丈夫か?ついこの間まで濃厚接触者には受験させないとバカな方針を立てて世間から猛批判を食らったら、今度は入試の公正さをボロボロにする案。頭を使ってないねー」とバッサリ。
続けて「世間からの批判、官邸からの叱責をただただ回避するための行動様式。信条、理念が全くない」とも訴え「これまで秋入学を否定し、オンライン教育を否定し、飛び級留年制度を否定してきたツケが一気に噴き出してきた。もはや官僚では対応不可。こういうときこそ政治の出番」ともつぶやいた。
一方で今回の入試への柔軟対策が「4月入学(始業)3月卒業(修了)という履修主義を改めて、個人の能力に合わせた習得主義にする大チャンス」と、これまでのやり方を変えるチャンスとも訴え。「今回の柔軟化は恒久制度を目指し、一般受験生にも同じチャンスを与えるべき。文科省、頑張れ!」と呼びかけていた。