１３日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、クリーニング店の竹村夫妻の、るい（深津絵里）、錠一郎（オダギリジョー）、トミー（早乙女太一）、ベリー（市川実日子）のダブルデートのいきさつを説明した“小芝居”がネットを沸かせている。

　この日の「カムカム－」では、るい、錠一郎、トミー、ベリーが海へドライブデートに行く。これは、トミーが錠一郎にトランペットコンテストに出るように仕向ける仕掛けだった。

　このドライブデートになぜ、るいがＯＫを出したのか？このいきさつを冒頭で竹村夫妻が常連客の西山（笑福亭笑瓶）らの前で芝居風に演じてみせる。和子（濱田マリ）がトミー役、平助（村田雄浩）がるい役を演じ「サッチモちゃん、頼みがある」「どないしたんですか、トミーさん」「ベリーが俺のことを好きらしい」「ええ！」「そやけど俺は女ははべらすもんで、付き合うもんやとは思わへん。ベリーがドライブデート行きたい言うけど一緒に行ってくれへんか？」などのやり取りが繰り広げられた。

　途中、西山らのチャチャも入り、まさに大阪下町で繰り広げられる風景そのもの。最後にはトミーをジミーと言い間違え、全員で爆笑するなど和気あいあいとした雰囲気に包まれた。

　このやりとりで「竹村夫妻」がすぐさまトレンド入り。「竹村夫妻の再現劇がたまらん」「竹村夫妻の芸達者ぶり」「腹痛い、竹村夫妻が最高過ぎる」「朝から竹村夫妻の新喜劇で大笑いした」など爆笑の声が上がった。

　ただこの日のラストに、錠一郎がるいへ、コンテストに優勝したら一緒に東京に行って欲しいと“プロポーズ”したことから、「あさイチ」の華丸大吉も「東京に行きます？そしたらクリーニング屋のおじちゃんおばちゃんと会えなくなる」と寂しげに訴えていた。