歌舞伎座 第一部関係者1人がコロナ陽性で14日第一部は中止 第二、三部は上演
東京歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」第一部の公演関係者1人がPCR検査で新型コロナウイルス陽性となったことが13日、松竹から発表された。消毒、第一部の公演関係者のPCR検査を実施するため、14日の第一部上演を中止する。15日以降の実施については未定。
陽性の関係者はについて「健康状態の経過観察を行うと共に、保健所の判断に従い、随時、必要な対応をしてまいります」とした。観客に直接応対する業務には従事しておらず、劇場内の消毒を実施し、客席への影響はないことを確認したため、第二部、第三部公演は予定通り上演する。
松竹は「今後も、専門家の指導を仰ぎながら、ご来場の皆さまはもちろんのこと、出演者、公演に携わる全ての関係者の安全を確保し感染拡大防止に向け、迅速に対応してまいります」とコメントした。
第一部には中村勘九郎、中村七之助、中村獅童らが出演。獅童の息子・小川陽喜くんの初お目見え舞台としても話題を呼んでいる。