俳優・小栗旬主演のＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」第２回「佐殿の腹」が１６日に放送された。

　初回の最大の衝撃だった、源頼朝（大泉洋）の息子千鶴丸（太田恵晴）の悲劇。第２回では、母で女優・新垣結衣が演じる八重が、父親の伊東祐親（浅野和之）に「千鶴丸に会わせてください」「会わせてくださらぬのなら私は川に身を投げます」と迫った。

　祐親は「好きにせい」と却下したが、しばらくして「千鶴丸は出家させた」。本当かと顔色を変える八重に、「安心せい、娘に嘘はつかん」と立ち去った。

　流罪の身である頼朝を預かる伊東家は、頼朝と娘が恋仲となり、子供が生まれてしまい、平家に伝われば家の存亡危機となるため揺れた。

　ネット上では「八重姫が可愛そうで泣いてしまった」「嘘を教えられる八重が不憫」「千鶴丸は出家させたことにするなんて…」と驚く反応や、「八重姫は感づいていると思う」「八重は千鶴丸がどうなったのか知ってるんだろうな」「八重は疑いながらも、きっとそれを心の拠り所にして生きていくんだろう」と見るコメントも。

　祐親の行動にも「祐親も苦渋の選択」「流石に娘に事実を伝えられない」「じさま優しいな…」「せめてもの思いやりなんですかね」との投稿が相次いだ。