エレキの神様・寺内タケシさん生誕83年 一挙530曲サブスク解禁
昨年6月18日に82歳で死去した「エレキの神様」こと、日本を代表するギタリストの寺内タケシさんが残した530曲が、生誕83年を迎えた17日に、追悼企画としてサブスクリプションに一挙解禁された。
寺内さんは1964年にブルージーンズを結成。米軍キャンプからキャリアをスタートし、ロカビリーブーム、日劇ウエスタンカーニバルを経て、エレキブームの火付け役として時代をリードした。
全530曲の内訳は、オリジナルアルバム全25タイトル350曲、歌のないエレキ歌謡シリーズ全9タイトル180曲。
エレキ黎明期の作品から、エレキ禁止令に反抗して異ジャンルをフィーチャーした「レッツ・ゴー・エレキ節」(66年)「レッツ・ゴー・『運命』」(67年)「津軽じょんがら」(同)や、幅広いテクニックを駆使した「世界はテリーを待っている」(同)、ソ連公演の模様を収録した「ライブ・イン・モスコー」(77年)、ベンチャーズのノーキー・エドワーズと競演した「日米エレキ合戦」(86年)など、貴重な音源がよみがえる。