玉川徹氏 岸田首相の柔軟対応を評価「問題はトップの方針を実行できるか」
テレビ朝日の玉川徹氏が18日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。オミクロン株の拡大で感染者が急増している新型コロナウイルスへの岸田文雄首相の対応姿勢に理解を示し、実行力に注文をつけた。
番組では、岸田首相の17日の施政方針演説を報道。「専門家の意見を伺いながら、過度に恐れることなく最新の知見に基づく対応を冷静に進める覚悟。一度決めた方針でも、より良い方法があるのであれば躊躇(ちゅうちょ)なく改め柔軟に対応を進化させていく所存」などと話したことを伝えた。
玉川氏は「臨機応変というふうなことでいいと思う。新型コロナっていうのはウイルス自体も変化してますし、知見もどんどん新しいものが出てくる。そうすると、かつての知見よりも今の知見の方が効果があるというか、いいものが出てくるということですから、都度都度で変えていくっていうことは合理的だと私は思う」と、岸田首相の柔軟な対応を評価。
ただ「問題は、トップがそういうふうに言っても、それに対してちゃんと実行ができるのか。ワクチンの在庫はあるのか、2月にならないと配りませんということでは、いくらトップが正しい方針を示しても我々にとっては同じ事になってしまう。こういうふうにならないように、ぜひ指導力を発揮してほしい」と、注文も忘れなかった。