菅直人元首相 東京は「維新」に席巻されてしまう、強い危機感
菅直人元首相が19日、ツイッターに新規投稿。「『維新』と戦う立憲有志の会の準備をしている」と日本維新の会との対決姿勢を鮮明にした。
菅氏は「『身を切る改革』をスローガンに支持を伸ばした維新。しかし大阪都構想が『身を切る改革』とは思えない。かつて東京都の23区の区長は任命制であった。それを公選制にして23区が行政区から自治体になった。大阪都構想はその逆をやろうとして失敗した」と記した。
続くツイートで菅氏は「『身を切る改革』というスローガンは今も『維新』の売り物だ」とし、「無駄を省くことは賛成だが、自治体を統合して集権化すればよくなるとは思えない。次の総選挙は自民党はもとより、東京に進出を図る維新との戦いだ。立憲民主党は政策的に真正面から維新と戦わない限り東京は維新に席巻されてしまう」と立憲民主党の将来を危ぶんだ。
今夏には参院選が予定されている。