シンガー・ソングライターのさだまさし（６９）が２０日、オンラインで行われた文化放送の定例社長会見にゲストとして出席した。同局の開局７０周年記念として４月６日に「海援隊・南こうせつ・さだまさし・グレープ　セイ！シュン　コンサート」（東京国際フォーラム・ホールＡ）を行うことを発表し、伝説のフォークデュオ「グレープ」が復活することを明らかにした。

　現在は音楽プロデューサーとして活躍する吉田政美（６９）と１９７２年に結成した「グレープ」は、「精霊流し」や「無縁坂」などのヒット曲を生み出した。７６年の解散後も何度か復活しており、近年では２０１３年に日本武道館で開催された、さだのソロ４０００回目のステージで共演している。

　さだは「吉田は大丈夫かな。あの頃より成長して“レーズン”でいけると思う」と笑わせ、「吉田はブツブツ文句言いながら出てくると思います」と話した。自身も４月１０日に“生誕７０周年”を迎えるが「新しい扉を開ける努力は続けて行きたい」と意欲的だった。