ビートたけし「ただの風邪と思えばいい」 重症化リスク者だけ「一生懸命サポートすれば」と提言
ビートたけし(75)が22日、レギュラーを務める、TBS系報道番組「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜、後10・00)に出演。オミクロン株が猛威をふるう新型コロナウイルスについて、「ただの風邪だと思えばどうってことないじゃない」と意見した。ただし、重症化リスクのある人については「その人たちだけ一生懸命サポートしてやればいい」と私見を述べた。
この日、東京都で1万1227人、大阪府で7375人と、ともに過去最多の新規感染者を更新するなど、各地で感染が急拡大している。
たけしは「たいしたことないって。いいんだよね、ただの風邪だと思えば、どうってことないじゃない」と発言。安住紳一郎アナウンサーが「いえいえ」と返すと、「だって自殺者なんて2万人出てんだよ、年間。それ考えたら重症者が死んだ数なんて、どうってことないんだよ。ジジイがくたばってるだけなんだから、オイラみたいに」と話した。
安住アナは「まだまだ全容がつかめてないので、医療がひっ迫すると大変ということもありまして」とフォローしながら説明。すると、たけしは「だって若い人なんて、全然気にしないで酒飲んでて、人数(感染者)増えるに決まってるじゃん。そういうこという人がいないんだって。だからオレが言ってやるから。どうせオレやめるんだから、ガンガン言ってやる」と今年3月で同番組を降板することに絡め、得意の毒を吐いた。
たけし自身も、重症化リスクが高い高齢者。それでも「冬に風邪が流行った時と同じ状態で考えた方がいいって。あと、重症化する人は自分で自覚がある。持病がある人…その人たちだけ一生懸命サポートしてやればいいんであって」と感染力が強く、従来株に比べて重症化のリスクが低いとされるオミクロン株の特性に対応したコロナとの向き合い方の必要性を訴えていた。